2/20 北海道介護福祉学校 の「地域活動研究報告会」に行ってきました。
栗山町 で学んだ2年間の、地域に向けた報告会です。
学校では与えられたものを学ぶ機会がほとんどだと思いますが、「地域活動研究報告会」では自分たちで課題を見つけ、解決策を導き出し、結果を出して、みんなに伝える と言う事をされていました。
社会人になると、自らが動かなければいけません。社会に出る準備 を、2年間でしっかりと学んでいるんだなぁと感じました。
地域問題解決グループ、生活支援グループ、ヘルスケアグループ 3つグループに分かれての発表がありました。
<地域問題解決グループ>
障害に対する正しい理解を地域に広げたいがテーマです。障害をかかえている方々から話を聞き、一緒に過ごすことで、色々な事が見えてきた様でした。障害も介護も同じです。素晴らしい体験を、介護職としても活かしてほしいと思いました。
<生活支援グループ>
もしも町内で災害が発生した時を考え、学校にある物で生活備品を考えたそうです。ユニバーサルデザイン、誰もが使えることにこだわって作ったというものは、今すぐに使えるものだと思いました。説明書まで完成されていて、これは会場に行ったからこそ見ることができた、とても良い物でした。
<ヘルスケアグループ>
自らが学んだ専門知識を知識・技術を活かして、自らが地域に出て交流会やカフェ等を行ったグループです。悪七校長先生がおっしゃる通り、地域全体が学びの場であることを教えてくれた発表でした。地域の方からは「栗山にこの学校があって良かった」と言ってもらった交流会だったようです。この活動は後輩の方に継続してもらい、どんな効果が得られたかを検証すると、もっと面白いものになると思いました。
どの発表も素晴らしいものでした。全員が役割を持ち、全員で発表していた事も印象に残りました。残り少ない学生生活を楽しむと共に、社会人になってもこの学校で学んだ事を忘れず、「あなたがいてくれてよかった」と言ってもらえる介護さんになってほしいと思いました。ご卒業おめでとうございます🌸
(法人本部 小林)