さて、新人職員のフォローアップ研修も最終日となりました。
1. トータルケア研修
現在、慈光園が取り組んでいるトータルケアについて安藤総合施設長に講義していただきました。
過去の事例も含めてトータルケアの考え方や視点についてわかりやすくレクチャー。但し、やはり基礎があってのトータルケア!新人の皆さんはこれまでの研修でも伝えてきた基礎をきっちり身に着けてから取り組んでくださいね。
2. 介護技術研修(認知症-初級編)
認知症は突き詰めると難解な内容になりがちなので、初級編の今回は、新人に関わり方のポイントを中心にレクチャーしました。
言葉使いや目線など、現場に入り慣れてくると「なあなあ」になりやすいポイントを注意喚起を込め伝えていきます。
3. 介護技術研修(ポジショニング)
法人内(特養・デイ・ほの香)のリハ職が結集し講師を務めています。
特養だけでなく利用者の重度化が進んでおり、どこの事業所でもポジショニングが行えるようレクチャーします。実技練習では手技を覚えることはもちろんですが、利用者側になって、受けてみてどうかを体感してもらいます。
3月の新任職員研修の時は不安でいっぱいいっぱいだった新人さんたちも、少し緊張が解けてきたように思えます。
配属された事業所は違えど、同じ新人同士、和気藹々と研修にのぞんでいる姿にホッと一安心。(自分自身年を重ねてきて、お父さんのような感覚で新人を見ている気がすします...)
昨年に続きコロナ禍での開催となりました。今年は昨年と違い変異型が猛威をふるっている中、参加者・講師陣ともにいつもより気を張った研修になった思いますが、感染対策を講じつつ無事研修を終えることができました。
新人さんも講師陣もお疲れ様でした。
(美瑛慈光園 西長)