冬はやっぱり寒いですね~
北海道は雪も降るのでこの時期、外に出るのもおっくうになってしまいます。
寒さ、コロナで単調で閉鎖的毎日…
そんな中、ある会議の中で…
「なんか楽しめるイベントないかな~」という話が!
どんなイベントができるかな~?と皆で意見を出し合います。
以前も企画したことがある「かまくら作り」
「雪像を作ってみるか!」等、いろいろと話しが進む中。
「アイスキャンドルなんてどうだろうか」
と若いリーダーからの提案。
「楽しそうだし作ってみるか!」
と…企画決定となりました。
いつも慈光園のイベントはこんな感じに急に決まります(笑)
-10度近くなることが増えてきた1月中旬。
夜間の冷え込みが厳しい日を選んでまずは試しに作ってみました。
初めて作ってみましたが思ったよりもキレイにできました!
ただアイスキャンドルを作るだけではなく、
美しく見えるように飾るための台座も整えています。
絵の具で色を付けてみました。
凍ったらどんな感じになるんでしょうか?
思い付きでやってみた割にはうまいこと出来た感じです(笑)
予行練習も終わり、いよいよ点灯式の日です!
1月25日 16:30 開始しようとするも…
思ったよりも外が明るい!(笑)一旦延期!(笑)
改めてこういう機会がないと実感がなかったですが2月近くなると16時頃ってこんなに明るいんですね。
17時を過ぎると暗くなってきたので改めて点灯です!
(真ん中の一つ写真とった時に消えてしまいました。涙)
ロウソクの火が灯ると準備していた職員や通りかかった職員から…
「おおおおぉぉぉぉ!!!」 みんなの感嘆とした声がホールに響きます!
氷とロウソクの火だけでこんなに神秘的になるんですね~。
無事点灯できたので、お年寄りの方たちに声を掛けて一緒に鑑賞したいけど…
慈光園ではちょうど夕食時の時間になってしまいました。
ご飯時に申し訳ない、断られるかもしれない…と思いつつ声を掛けてみます。
「見に行きたい!」
思いの他多くのお年寄りが希望して下さり、誘導して一緒にアイスキャンドルを眺めていました。
「こんなの初めて見た」
「誕生日みたい」
「作るの大変だったしょ?」
「ありがとね」なんて声が聞こえてきます。
作ってよかった、やってよかったと思える瞬間です。
ちなみにある職員からは…
「これを眺めながら晩酌できるな」なんて声も聞こえてきましたね(笑)
初めてのアイスキャンドル作りでしたが、作成自体は思ったよりも簡単でした。
(寒さを除けば)
お年寄りに喜んでもらえた事が一番ですが、職員とお年寄りが一緒に楽しめたのは本当によかったなと思いました。
帰り際にキャンドルを見て癒されて帰る職員も多かったです!
今回のきっかけは新館1階の松尾リーダーの言葉からの始まりでした。
何気ない一言から始まり、そこからスタートして実行に移すことのできるパワーが、慈光園が体育会系と言われる理由なんでしょうか?(笑)
私も負けずに、今年1年もパワー全開で行きたいと思います!!
(美瑛慈光園木花の棟 介護主任 安斉凌馬)