今年も1年ありがとうございました

12月31日、年末です。みなさんは今年はどんな1年でしたか?今日は少し時間があったので、慈光園の1年間の振り返りをブログに載せたいと思います。少しお付き合いください。

 

 

今年は新型コロナが2類⇒5類に移行しました。世間はコロナ前にほぼ戻りつつありますが、我々介護施設の置かれる状況はいまだ “ コロナ禍 ” と言えるでしょう。

今年1年を終えてみると、新型コロナだけでも厄介だったのに、免疫力低下からかインフルエンザ、感染性胃腸炎アデノウイルスなど様々な感染症が巷で蔓延し、やはり今年も感染症に振り回された1年でした。

 

5類になっても、入居されているお年寄りはもちろん、ご家族の皆さんにもいまだ不自由をお掛けしている状況について、大変心苦しく思っております。そんな中でも「職員さんも大変なのに、いつもありがとうございます。」と感謝を伝えていただける場面も多くあり、そういった皆さんの気持ちに何度救われたかわかりません。いつもありがとうございます。

 

さて、そんな中でも現場スタッフたちは色々な取り組みをしてくれた1年間だったなと感じています。

いまだ感染症対策と隣り合わせの中でも、入居されているお年寄りにとって何をしたら喜んでもらえるかを考え、色々なことを実践してくれました。

 

長い冬が終わり、桜の季節がくるとみんなで声かけあって桜を見に行ったり...

 

動物とふれあいにドライブに行ったり...

 

家庭菜園をやったりもしました。

 

すいか割り...なかなか割れなかったけど、みんな楽しそうだったな...

 

久しぶりに漬物も漬けました。

(これについてはスタッフの出る幕はほぼありません)

 

将棋をやったり、日々の生活が少しでも楽しくなるよう考えてくれたり...

 

スタッフ手作りのおかずを並べたビュッフェをやったり...

 

まだまだご家族と一緒に飲食するのが難しいなか、担当スタッフが各々の担当お年寄りのお祝いをしていたのも印象的でした。

 

暖かい日は散歩に出かける姿も今年は多く見られました。

 

自分の家に帰り昼食会をしたり...

挙げたらキリがないくらい。沢山のエピソードがありました。

 

コロナ禍の制約はありつつも、スタッフひとりひとりがお年寄りのささやかな願いを汲み取ってケアしてくれていました。この場を借りてスタッフの皆さんにも感謝を伝えたいと思います。いつもありがとうございます。

 

 

さて、新たな1年が始まろうとしています。

来年も感染症に振り回されることもあるでしょう!きっと...

そんな中でも入居するお年寄りの皆さんに「あ~今日はなんだかよい1日だったな」、「今日はなんだかいい夢みれそうだ!」と思ってもらえるようなケアを目指していきたいです。

 

それでは最後になりましたが...

入居されているお年寄り、ご家族の皆さん、地域の方々、スタッフの皆さん、そしてブログをご覧になっているあなた、今年も1年間たいへんお世話になりありがとうございました。

また、来年も慈光会ブログにお付き合いください。

 

美瑛慈光園 入所生活支援課課長 西長拓也