北海道もやっと涼しく...というより、一気に冷え込みが厳しくなってきました。
山の天辺は雪が被り、紅葉も色づいてきました。
しかし、紅葉狩りに行くことも難しい今年は…食欲の秋!ということで焼き芋をしました。
肌寒くなってきて、お年寄りに外へ出てもらうには少し寒いかな?と思いきや、当日は見事に秋晴れ!!普段の行いですかね(笑)
新聞紙を巻いたり、アルミホイルを巻いたりの作業は全て大先輩がたにお願いしました。
慈光園の焼き芋はこんな道具を使って行います。
これ何だかわかりますか?
このブログを見ている世代の人には馴染みがないと思いますが、さすが慈光園に入所している世代の大先輩がたはすぐにわかったようです。
「昔これで豚の餌やりしていたよ。懐かしいね~。」と懐かしんでいました。
そう、豚や牛、馬などの家畜の餌を入れておくのに使っていた物です。
匂いに誘われて待ちきれない方が数名つまみ食いに来ました。
焼き上がりを待っている間も楽しかった!
たわいもない話をしながらのんびり。
外に出ること自体が今年はなかなかない為、みなさんとても良い表情!
さあ!焼き上がり!!
この色!やばいっ
今年のさつまいもは2種類用意。どうせ食べるなら美味しい物を!ということで旭川の野菜ソムリエがいる野菜屋さんで芋を入手しました。
ホクホク系の鳴門金時と、プリン食など嚥下障害のある方にも食べてもらえるようしっとり系のシルクスイートを用意しました。
お年寄りも学生さんも芋に目がいってカメラを見ない(笑)
焼きたては最高!
職員「焼き芋いつぶりですか?」
S様「子供の時以来かな...」
職員「計算すると...80年ぶり?(笑)」
S様「それぐらいだね(笑)子供にかえったみたいで楽しいね。」
M様「ほんと良い記念になったね~。」
T様「おいしいね~。(甘い)恋の味がする!」
ロマンチストですね~。
T様「おいしいから、Iさんや、Wさんにも分けあげよう。自分ひとりで食べるのはもったいない!」
外に出てる人だけでこっそりとマシュマロを焼いて食べました。
火を囲んでお年寄りとたわいもない話をして、焼き芋食べて...
たいして労力のかからない些細なイベントではありますが、我々スタッフもお年寄りと一緒にゆったり、まったり過ごすことが出来ました。
(美瑛慈光園 西長)