みなさんは福辺節子先生をご存知でしょうか。
義足の理学療法士と紹介されることもありますが、利用者の能力と意欲を引き出す介助方法を丁寧に、時に厳しく?徹底的に教えてくれる先生です。
今年もその福辺先生をお招きし、美瑛町社会福祉協議会さんと合同で「もう一歩踏み出すための介護セミナー」を開催しました。
福辺先生の研修は実技中心ですが、いきなり体にさわることはしません。介護とは何か、行為の主体は誰か、動き出しは当事者から、そういった「物体を運ぶ」こととの違いを丁寧に学ぶところから始まります。
そして、体に触れる時もいきなり体に手を回したりせず、相手にこちらを認識してもらう、声をかける、触れる時にはどのように触れるか。そういった、「抱え方や支え方の技術」の前から教えてもらうことができます。
今回は残念ながら慈光園からの参加者はいませんが、法人からは多くの職員が参加しています。
上手な介護は1日では身につきません。
教えられたことを意識しながら毎日毎日繰り返すことが大切です。
皆さんの成長を期待しています!