◆開設記念式典 ケア大賞発表!

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12月19日に社会福祉法人美瑛慈光会開設記念式典が開催されました。

その中で法人内の最も優秀な取り組みを表彰する「ケア大賞」の発表と実践報告が行われました。

今年の「ケア大賞」はこのブログでも紹介させていただいた、特別養護老人ホーム美瑛慈光園の「特別な外泊」の取り組みでした。おめでとうございます!!

 

○安倍理事長から送られた表彰状の中身をご紹介・・・

 『自分の家に帰りたい』『できることならまた二人で暮らしたい…』 貴方は、毎日のように顔を見にこられるご主人と、入所されている奥様の願いをかなえるために、あなた自身も介護者として泊まり込む形で、外泊での自宅帰省を実現しました。

これまで、ご主人からは時に厳しいご指摘を頂くこともありましたが、裏表のない貴方の丁寧な対応と、お二人の願いに応える事が出来たことで、ご主人からの信頼も取り戻すことが出来たように思います。それは慈光園の力というよりも、貴方の人柄と熱意が通じた結果でした。

貴方の裏表のない性格と、一生懸命なかかわり、願いを実現できる行動力、それらが入居されている方や、ご家族に伝わり、大きな信頼を得ることができたこと。

この成果は、現場に立つ介護職員たちを大いに勇気づけるものであり、法人としての財産ともいえるものです。

よって、この度の貴方の実践とその成果を讃え、慈光会ケア大賞を授与します。

 

外出や外泊支援はよくある支援の一つかも知れません。

それでもこの取り組みが評価されたのは、リーダーでもない一般の介護職員が、妻に話しかけている夫の言葉から、なんとかそれを実現させたいと考え、調整し、実践できた行動力や家族との関係性を築く努力が認められたことだと思います。

介護職員として大切なことを、よく示してくれました。

◆平成29年4月1日開設! 新型特養開設に向け、職員募集中!

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 4人部屋中心の特別養護老人ホームから、個室ユニット型の施設へ一部転換するための工事が順調にすすんでいます。

 

 そこで、ユニット化に伴う職員増員のため、介護職員さんを募集しています!

 

笑顔に自信がある人、

明るく元気な人、

だれかの力になりたい人、

介護の資格はないけれどチャレンジしてみたい人、

大雪山のふもと、美瑛町で働いてみたい人、

みなさん大歓迎です。

 

 自然豊かなこの町で、私達と一緒に、「慈光園があるから安心だ」と言っていただける場所を作りましょう!

 

 増築部分の外観はまもなくお披露目できると思います。お楽しみに!

 

◆安全な介護☆実技講座終了!

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 介助技術指導のスペシャリスト、下山名月さんによる安全な介護☆実技講座「2日間徹底実習」応用篇が9月3日・4日に、安全な介護☆実技講座入浴篇が10月22日・23日に、ここ慈光園を会場に研修が行われました。

 4月に採用された新人職員さんも計4日間徹底指導をしていただきました。

 10月23日、実習が全て終わったときに下山先生から一言、「新人さんたちみんなすごく上手になっていましたよ」「自分で納得できるまで練習しようと積極的にやっていましたよ」と、嬉しいお話を聞かせていただきました。

 職員が成長している話を聞くことができるのは幸せなことです。

 教えていただいたことが自分の技術になるよう、これからもがんばってください!

特別な外泊

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        「おやすみ」と「おはよう」を言う相手がいる幸せ・・・

 A様は転倒を繰り返し、何度も骨折されました。その後慈光園のショートステイを利用開始。経過は順調でしたが、在宅復帰は困難とのことから、特養である慈光園に入居することとなりました。

 A様が慈光園に入居されてから、月1回の自宅外泊を楽しみにされながら、日々の運動等をご主人と一生懸命取り組まれて過ごしてきました。

 平成26年8月右大腿骨頚部骨折により入院。手術は行わないこととなり、慈光園で過ごすほうが良いとのことで未完治の状態で退院。それから1年。奇跡的な回復により、つかないと思われた骨は60%もついていることが分かりました。しかし、普通型の車椅子では座位姿勢が安定しないため、本人用の車椅子を申請。車椅子完成後、誕生会を機にあきらめかけていた自宅外出を行いました。自宅に到着するとご主人が出迎えられ、仏様にお参りし、ご主人の手料理を食べました。

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 その後何度か自宅外出を行う中で、ご主人から「もう一度、一緒には寝れないもんな」と言われました。その場で、「できるかどうか分かりませんが職員付き添いでの外泊はどうでしょうか。」と提案しました。職員付き添いの自宅への外泊は前例が無かったので、管理者や多職種で検討を行い、実際に行うことに決定しました。

 自宅外泊当日、夕食の時間にめがけて17時半ごろ慈光園を出発。到着するといつものようにご主人が出迎えられ、待ってましたと言わんばかりに夕食の準備をされていました。その日の夕食はA様の好きなものばかりで、カレイの煮つけや煮物が並んでいました。日中のうちに味付けし、やわらかくとても美味しそうでした。

 ご主人の食事介助でしっかりと食事をすまされ満足そうな顔をされていました。夕食後はリビングでテレビを見ながら過ごし、落ち着いてからご主人と隣り合わせのベッドに横になりました。ご主人が眠る前、A様に「おやすみ」と言われ、やすまれました。

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 ご主人がA様に言われた「おやすみ」の一言は誰しも簡単に言っていることですがここでの「おやすみ」は特別な想いのある一言に感じました。

 奥さんにご飯を作って一緒に食べる、リビングでくつろぐ、隣で一緒に寝る、「おやすみ」「おはよう」の一言。一緒にいれば当たり前ですが、施設に入居していれば叶えられません。ご主人にとっての生きがいや、お二人に夫婦愛を感じました。

 一泊という一時の時間ではあったと思いますが、特別な時間を少しでも多く続けていけるように、これからもご家族、利用者様の願いに寄り添えるケアを行っていきたいと思います。

             (特別養護老人ホーム美瑛慈光園 花の棟 介護職員)

 

北海道が支援するこんな事業があります

 

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介護の資格を持っているけれども、現在お仕事をされていない方。これから資格を取って、福祉の仕事を始めたい方に朗報です!

 

北海道が「潜在的介護職員等活用推進事業」という事業を期間限定で進めています。(~10月中旬)

まずは3か月間、慈光会で働いてみませんか?

 

~この事業における労働条件~

○給与支給(日額8,106円~6,550円)

○交通費支給

社会保険完備

○就業期間3か月

 

3か月働いた後は、そのまま働き続けることもできます。

詳しくは、法人本部 小林直美 までお問い合わせください。(☎92-4111)

口腔ケアに潤いをプラス

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みなさんノロやインフルエンザ大丈夫ですか。慈光園の正面玄関にいる犬の置物は感染対策のPRのためマスクをつけています。

 

さて、今日は口腔ケアについてのワンポイントです。
口腔ケアは肺炎を予防するうえでとても重要といわれていますが、今回はお口の快適さを維持するための道具とケアを紹介します。

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美瑛慈光会スタッフブログ開設

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美瑛慈光会スタッフブログ ~日々のできごと~を開設いたしました。

 

こちらのブログでは、各施設のスタッフより日々の出来事やイベントなどのご報告をご紹介してまいります。

 

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ホームページとあわせて、こちらのブログもご覧いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。