12月、ひなたの増築が完成しました。
これまでは、登録定員24名、通い12名、泊まり4名の定員で行ってきましたが、ここ数年は泊まりのニーズが増えてきており、泊まりの部屋の調整が大変な状況でした。普通の家庭の大きさより、少し大きいくらいの広さのため、こじんまりとして、いい雰囲気の時の時もあれば、狭くてなかなか逃げ場がないな…ということもありました。
そして、毎年の運営推進会議の中で、「ひなたは狭い」「自分が利用するときにはもっと広くなっていてほしい」「どうしてもう少し大きく作らなかったの」…という意見が出ていました。
そんな経緯から、増築の計画を進め、今年ようやく完成したのでした!!
これまでの居室部分から増築し、新たに居室5部屋、トイレ、廊下部分の居間が増えました。定員は変わりないですが、泊まりは9名まで泊まることができるようになりました。
内覧会では、60名近くの方がお越しくださいました。理事、評議員の方が始め、役場、利用者、利用者のご家族、老人会の御一行様、地域の方々、法人職員…など、たくさんの方々に見ていただけました。お越しくださり、ありがとうございました。
実際に使用し始めてみて…
空間が広がったことで、ちょっと離れて過ごしたい方がゆっくり過ごせるようになりました。
そして、長期で泊まっている方には、これからどの居室で過ごしたいか、選んでもらいました。新しい居室に移動する方もおり、荷物を移動し、新たな部屋でゆっくり休むことができるようになりました。
現在では、長期の泊まりの方、毎週2日泊まる方、月に数回泊まりを利用する方など、それぞれの居室を定着することができました。
少しずつ、家具を増やしたり、使う方に合わせながら必要なものを入れ、使いやすく、居心地のよい空間を作っていけたらと思います。
地域の方が使い続けられる、居場所となっていけたらと思います。
これまで、たくさんご検討いただいて、増築を完成することができました。
本当に、ありがとうございました。
(ひなた所長 石崎 真美)