◆令和5年元日 新年のご挨拶

 新年、明けましておめでとうございます。

 昨年は新型コロナウイルスによる感染が法人内の事業所においても発生し、皆様に不安やご不便をおかけすることとなり、大変申し訳ございませんでした。

 幸いにも今現在は落ち着いており、お正月の飾りつけや甘酒の香りの中、穏やかな生活を送っていただいております。

 新型コロナウイルスによる生活規制がどんどんと撤廃されていく中で、職員が日常生活の中で感染してしまうリスクが高まっています。今この瞬間も職員は一般の方以上に自粛した生活を送り、感染対策を取り続けていますが、事業所内での感染をゼロにすることは非常に難しい状況となっています。ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 一方、当たり前の生活を取り戻すため、昨年度は規模は縮小したものの後援会の皆さんの強力なご支援のもと「ふれあい観音祭」を開催することができました。その他事業所内でも焼き芋や、お祭りの実施などご利用者の皆様に喜んでいただけるような取り組みを続けてまいりました。詳細はこちらのブログの中でも紹介させていただいておりますので、ぜひご覧いただければと思います。

 当たり前の生活を取り戻すための次の一歩は「自由な面会」だと考えております。この春には新型コロナウイルスは5類相当への検討がされていますが、病気自体がなくなるわけではありません。一旦病気が中に入ると感染拡大を止めることは非常に困難になりますが、それでも、ご利用者の皆様やご家族の皆様との当たり前の繋がりや接し方を取り戻すとともに、日常生活にすら制限をかけている職員も普通の生活に戻れるようにしなければなりません。

 当たり前を取り戻すためにはリスクも伴います。ご心配な方もいらっしゃると思います。今後の施設の考え方等については文章でお伝えしていきたいと思いますので、遠慮のないご意見をいただければと思います。

 ここ数年コロナの話ばかりで申し訳ございません。

 ですが、いよいよ、新しい日常が始まる時が来たように感じています。

 これまでにないほど今年一年が豊かなものになるよう、職員一同取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

                社会福祉法人美瑛慈光会 総合施設長 安藤挙利