年明け早々ですが、昨年末のお話をひとつ。
慈光園では毎年年末に「まゆ玉飾り」といわれる水木に色のついた半円状の最中の皮のようなものを2つくっつけ、さらに縁起物の札をつるしたものを、入居さている方々と一緒に作って飾っています。
以前は多くの家庭でお餅を使った「まゆ玉飾り」が一般的だったようですが、だんだんとお餅をつかなくなってきたためか最中を使うことが増えてきたようです。最近ではまゆ玉飾りを飾らない家も増えてきているようです。
まゆ玉飾りを作るため、町内のお店でまゆ玉飾りのセットを購入。さっそくAさんと一緒に飾り付けを行いました。一本一本の枝を見ながら、「ここの枝が寂しいから一つつけようかしら」と、とても丁寧に作っていただいたおかげで、綺麗なまゆ玉飾りができあがりました。
まゆ玉飾りセットを購入した際、町内の商工会の福引券をいただいていたので、さっそくAさんと一緒に福引に出かけました。
ガラガラガラガラ、ポン。
そして当たった景品がこれです。
さっそく晩御飯のおかずになっていただきました。
入居されている方々にとってのお正月の迎え方を、大切に守ってきたことを神様も見ていてくれたのでしょうか。それともAさんが“もっている人”だったのでしょうか。
どちらにせよ、美味しい年末でした。Aさんありがとうございました!