いちばん星 地域サロンへ

 

 ひなたでは、毎週水曜日に、美馬牛にある「満天の丘いちばん星」にて行われている地域サロンに参加しています。いちばん星は、ゆっくり歩いても、徒歩5分かからないくらいの距離にあります。三味線や民謡、オカリナ演奏、料理、茶話会…などなど毎週さまざまな講師の方によるサロン活動が行われています。

 

 10月2日に行われた地域サロンは、私が先生となり、「書道」を行いました。ちょうどこの日は、いちばん星をいつも利用している子どもたちも学校が休みだということもあり、子どもたちと一緒に行うサロンでした。

 私自身は毎週参加できていた訳ではなかったので、久々に参加し、「おっ!」と嬉しい気づきがたくさんありました。

 今回はひなたから、3名の利用者さんと私が参加。

 いちばん星に着くと、出迎えてくれるスタッフ。「Kさん、来てくれたんですね~!今日もお会いできて嬉しいです」と優しいお出迎えです。そして、「Kさん来てくれたから、座布団お願~い」と別のスタッフに伝えてくれています。Kさん用に椅子に座布団、足元にも座布団。足元を寒がるし、椅子の高さにも合わせてくれて座布団を用意してくれていました。自然に行ってくれている、こんな感じの挨拶や心遣いが、とっても嬉しく、ほっこりと温かさを感じました。

 今回、私が書道の先生ということでしたが、実はもっと大先生のMさんもひなたから一緒に参加してくれました。「上手くできるかな~」と言いながらも、腕は全然にぶっておりません!

 学校の授業とは違い、自由に書きたいものを書くということにし、みんないろいろです。のびのびとできたらいいなと思い大きい紙や絵のついた紙も用意して。

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 Kさんの絵を真似している… (^。^) 子どもを見る優しいまなざし。

 書道の後には、お茶タイム。熱いのも冷たいのも苦手なKさんに、「ぬるめのお茶ですよ~」と出してくれるいちばん星のスタッフ。

 始めは緊張気味の子ども達も、だんだん本領発揮。椅子から飛び降りる子、戸を開けっぱなしにしたままの子… Kさんから、「危ないぞ~っ!」「開けたら、閉めれ~!」の喝が入ります。そんな言葉もとても自然に溶け込んでいる。

 何度も通って行く中で、Kさん始め、一人ひとりのことをわかってくれていて、そのままでいられる温かい居場所。自宅やひなただけでなく、地域の中で子どもや地域の方々と一緒に過ごせる、そんな場所があることが、とても嬉しく、ありがたく思います。私自身も、いつもホッと深呼吸できる場所だなぁと感じています。

 また来週を楽しみに。これからもよろしくお願いします!

                 (ひなた所長 石崎真美)