前日のトランスファー研修に続き、昨日はポジショニング研修を行いました。
近年、慈光園に入所する方の重度化もどんどん進んでいます。そこで大事になるのはポジショニングです。障害が重く、ご自身で寝返りが打てなかったり、褥瘡になるリスクの高い方にとって適切なポジショニングが行われているかはすごく重要なことです。
まずは座学から。前日の長時間のトランスファー研修の疲れもあったでしょうが、新人さんたちは真剣に取り組んでいました。
ポジショニングに使用する道具です。その人に合わせて様々な道具を使い分けて使用します。
まだ入社して間もない新人さんたちにポジショニングの技術を全て教え込むのは困難です。あくまで基本的なレクチャーに留め、あとは現場に入ってから応用的な部分については個別に指導をしていきます。
研修で大事にしていることは、自分で体感してみること。ただベッドに横になっている状態と、ポジショニングを施してもらった状態でどのように違いが生まれるかを、自分の体で体感してもらいます。
きちんと体をカバー出来ているか、圧力やズレは生じていないか丁寧に確認しながら行っていきます。
体のリラックスと共に心もリラックス!
今回、体感した経験を現場に入って活かしていってもらえればと思います。
先日のトランスファー研修もそうでしたが、新人さんみんな和気藹々と楽しそうに研修をしているのがとても印象的でした。若いっていいですね(笑)
(美瑛慈光園 西長)