◆認知症サポーターを養成しています!

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 今日は美瑛町冬のビッグイベント「びえいいきいきフェスタ’17」が開催されました。町内の学校の学習発表や人形劇、喫茶コーナーなど、文化祭のような大きなお祭りです。

 ここで、私たち美瑛慈光会の職員も参加している「美瑛町キャラバン・メイト連絡協議会」として、「認知症サポーター養成講座のご案内」と私たちの活動内容について少し報告させていただいてきました。

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講座の紹介パンフレットと、認知症ケアで大切なポイントが書かれたメッセージカードとあめをセットにしてプレゼント。

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 これから町内でも増えることが予想される認知症の方々。私たち専門職と呼ばれるスタッフだけで支えきることは難しいです。認知症になっても安心してこの町で暮らしていくためには地域の方々それぞれのちょっとした支えが必要になります。

 認知症を理解し、だれもが安心して暮らせる街づくりのため、私たちは「認知症サポーター養成講座」を開催しています。開催は無料。学校や地域の集まり、企業、ボランティア団体等、どんな場所にも出張してお話をさせていただきます。ご希望の方は下記までお問い合わせ願います。

 今日は200人ほどの方にパンフレットをお配りすることができました。お話を聞いていただいた皆さん、ありがとうございました!

 ●お問い合わせ先

 美瑛町キャラバン・メイト連絡協議会 事務局 電話0166-92-4248

「♪明かりをつけましょうぼんぼり~♪」

はじめまして♪こんにちは(。・ω・)ノ゙

 

日中は日差しが出て暖かい日が増えてきましたね~

春がもうすぐそこまで来ているようですネ!!

 

2月16日

お雛様の飾りつけを行いました~♪

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大きなひな壇に雛人形を並べていきます

 

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「うちは娘がいたから毎年かざってたよ~」という利用者様の声もちらほら。

 

お手本写真をみながら作業がスムーズに進みました。

 

私も女の子(だった)ので毎年雛飾りを飾ってもらいました~

なんだか少しウキウキするんですよね♪

 

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3月3日のひな祭りは何かお祝いがあるのかなぁ~楽しみですネ・・・ヽ(*^^*)ノ

 

 

◆車椅子に座っている方へ 足こぎのすすめ

 

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この時期デスクで長時間仕事をしている女性スタッフはひざ掛けを利用している人が多いのではないでしょうか。また、「足がむくむのよね」と気にしている人もいらっしゃると思います。

 若くて元気な人でも、じっと座っていれば冷え、むくむのです。

 これは足の筋肉を使わないために水分を心臓に返すポンプの力が弱まることで下肢に水が溜まった状態です。足がむくむと重だるさや痛み、感覚の鈍麻などがおこり、さらに動かすことがおっくうになります。

 また、しばらく動かさなかった膝は冷えるだけではなく、痛みが生じ、立ち上がる際にはさらに痛みが増すこともあります。

 全く足を動かさないでいることは、このように様々なデメリットを引き起こす原因となるのです。

 だからこそ、車椅子に乗ってすごす時間が長い方は、動く足を活かして、足こぎをしてもらうことが大切なのです。

 では、車椅子に乗っている方に足こぎをしてもらうときの注意点を確認してみましょう。

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  1. 足がしっかりと床につく高さになっている
    1. 車椅子の前座面高が36~38cm程度が目安になると思います。一般的な車椅子の前座面高は40cmほどあるので、この高さでは小柄なお年よりは足裏全体を床につける事ができません。
  2. 膝の裏側に余裕がある。 
  3. 座面の奥行きが広く、座ったときに膝の裏側に座面の先がつくような状態では、足裏が床についていたとしても、足裏に力を入れて足を引くという動作ができません。
  4. 膝裏に手を入れ、指が4本ほど入るぐらいの余裕があると足こぎし易くなります。
  5. フットレストを外すf:id:biei-jikoukai:20170219173356j:plain
    1. 足を使って車椅子の方向を変えようとすると、フットレストに足がぶつかるため小刻みに何度も足を運ばないとならない状態になります。フットレストが無いと足さばきが楽になります。フットレストが外せる場合は外し、脱着式ではない車椅子の場合はフットレストを抜いてしまうと良いでしょう。
  6. 足こぎできるか確認する
    1. 車椅子の環境を整えたうえで実際に足こぎをしてもらいましょう。上手な人はすぐに自由に動けるようになります。
    2. 足裏に力が入らず、足を動かしても床の上を軽くこするだけで前に進めない方もいます。膝を上から押し、足の裏に力をかける(重さを乗せる)感覚を覚えてもらいます。
    3. やや前かがみになってもらうと足裏に力が乗りやすくなります。
    4. 靴の裏側が滑りやすい場合は交換したほうが良いでしょう。

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  7. 事故防止
    1. 足こぎをしやすい車椅子にした場合、座面奥行きが通常のものより短くなる場合があります。その分仙骨座りになったときすぐにお尻が座面から落ちそうになってしまうため、姿勢の確認が必要になります。特に、背もたれに体を押し付けてこぐ方は臀部が前にずれやすいため、注意が必要です。
    2. 足こぎをしやすくするためフットレストを外している方の車椅子を押すとき、足を挙げてもらうよう声かけするなどしないと、足首をねん挫させてしまったり、前方に転落させてしまう可能性が高くなります。

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 通常自分が移動するときに手を使おうという人はいません。足を使って移動します。そのためか、認知症が進行し車椅子を手でこいで動かすことを理解できない方でも、足こぎであれば自由に動けるようになる方もいらっしゃいます。

 動く足で活動性アップ。膝の冷えも痛みもむくみも軽減。

 動く足をただフットレストにのせておくだけなのはもったいないと思いませんか。

 

◆介護道場開催(職員の成長とキャリアアップのために)

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        ドスン!!

2月の6日、7日、8日の3日間、介護道場が開催されました。

介護道場は正職員が初級から中級へキャリアアップするときに必ず通る門です。

理事長自らが2日半かけて、介護職員に必要な基礎介護の中身について徹底的に講義を行います。中級職員は経験の浅い職員たちに、ケアについて説明できる力を求められます。この説明できる力やケアの根拠をしっかりと学んでもらう場が、介護道場です。

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理事長も参加者も本気で挑んでいます。

無資格で介護の仕事にチャレンジしたい人も増えています。そんな方々もしっかりと支え、育てられるよう、法人全体で取り組んでいます。

参加された皆さん、お疲れ様でした。

 

◆新しい施設を見てきました!

1月6日、今年はじめの建設関係の会議の途中で、増築している施設の中を見せていただくことができました。まだ一般公開はされていないので、ここでしか見られませんよ!

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秘密の入り口から、いざ突入!

さあ、中の様子はいかに・・・

 

・・・

 

・・・

 

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残念。まだまだお部屋らしさはありませんでした。

その後、屋上も見せてもらいました。

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美瑛の市街地が一望できる素敵な眺めでした。

皆さんにお披露目できる日が待ち遠しいです。

お楽しみに!

 

★引き続き職員の募集を行っています。

ご連絡はお早めにこちらまで→美瑛慈光園総務部 電話0166-92-4111

 

◆神ってる?

年明け早々ですが、昨年末のお話をひとつ。

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慈光園では毎年年末に「まゆ玉飾り」といわれる水木に色のついた半円状の最中の皮のようなものを2つくっつけ、さらに縁起物の札をつるしたものを、入居さている方々と一緒に作って飾っています。

以前は多くの家庭でお餅を使った「まゆ玉飾り」が一般的だったようですが、だんだんとお餅をつかなくなってきたためか最中を使うことが増えてきたようです。最近ではまゆ玉飾りを飾らない家も増えてきているようです。

まゆ玉飾りを作るため、町内のお店でまゆ玉飾りのセットを購入。さっそくAさんと一緒に飾り付けを行いました。一本一本の枝を見ながら、「ここの枝が寂しいから一つつけようかしら」と、とても丁寧に作っていただいたおかげで、綺麗なまゆ玉飾りができあがりました。

まゆ玉飾りセットを購入した際、町内の商工会の福引券をいただいていたので、さっそくAさんと一緒に福引に出かけました。

ガラガラガラガラ、ポン。

そして当たった景品がこれです。

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鮭の半身!

さすが北海道。

さっそく晩御飯のおかずになっていただきました。

入居されている方々にとってのお正月の迎え方を、大切に守ってきたことを神様も見ていてくれたのでしょうか。それともAさんが“もっている人”だったのでしょうか。

どちらにせよ、美味しい年末でした。Aさんありがとうございました!

◆新年のご挨拶 と 職員募集のご案内

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新春のおよろこびを申し上げます

良き新年をお迎えのことと存じます。

昨年中は並々ならぬご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。

本年も昨年同様、ご指導の程よろしくお願いいたします。 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

 

さて、今年は慈光会にとって特別な年になります

 

待ち望んだ全室個室、ユニット型の新型特養がオープンします。

 

これまで4人部屋中心の「施設」でしたが、これからオープンする事業所は「施設」ではなく、ほっとできる「家庭」を目指しています。

 

古い施設ではありますが、私達は、一斉に起きていただくのではなく、起きている方から順番に離床していただくこと、一斉ではなくそれぞれのタイミングで食事を食べていただくこと、自分でトイレに行けなくてもなるべくオムツに頼らないこと、お風呂はなるべく普通の湯船に座って入っていただく、そういった当たり前の生活を支えられるよう、ケアを作り上げてきました。

 

寝たきりが当たり前ではなく、普通の生活を支援すること。そのために決定的に不足していたものが、当たり前の環境でした。

 

家族ではない人との相部屋、長い廊下、同じように続くお部屋。これらは全て集団ケアを効率的に行うための「施設」の考えで作られたものでした。そうではなく、私達が一番“ほっと”できる居場所である「家庭」を目指した場所を作りました。

 

老いて、介護が必要になっても

我が家のように安心できる場所で、

できないところは助けてもらいながら、

独りになりたいときは独りにもなれ、

地域との繋がりも、その人らしい暮らしも

途切れることなく続けていける。

そんな暮らしと支援のあり方を目指しています。

 

決して「楽な仕事」ではないかもしれません。

それでも、そんな支え方を一緒に目指してくれる仲間を募集しています。

 

オープンが近づいています。希望される方はお早めに

美瑛慈光園総務部(電話0166-92-4111)までご連絡願います。

 

最後になりましたが、皆様、今年も一年よろしくお願いいたします。